人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ふくしまからの発信


by tonkoid
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

鎮魂花火打ち上げ開催に向けて

3月11日以降この震災で私の心をすっかり占領してしまったことは、
たくさんの命があっという間に取り去られてしまい、亡くなってしまった人、残された人の苦しみを
思う事でいっぱいでした。テレビに放映される画面を見て胸がかきむしられる苦しみ、涙 涙の日々でした。

親戚、知り合いの方で、当日なくなられた方は誰もいませんでしたし、3月のあの悲惨な現場に立ってこの目で見ることもせず映像のみでしたが地元の人たちの気持ちを思うとあまりにも悲惨な状態に言葉もありませんでした。

4月に入ってから、今住んでいる地域の放射性物質の線量が計ったところあまりにも高く、又身内(娘や孫たち)友人の体の変調を目の前にしてからは、もう被災された方遺族の方々の苦しみまで思いが届かなく自分のことだけで精一杯いでした。

住んでいる市県の土地が一日も早く復興へと、思いは馳せるばかり、不安と心配の毎日の中、
誘われて南相馬の北泉海岸で鎮魂の祈りに参加することが出来てから、 
ようやく一歩前進することができるようになりました。
亡くなった方、残された方、避難された方へのおもいに寄り添うことも出来るようになりました。
がしかし依然として、ここは放射能汚染不安生活のなかで進行形の状態です。
そんな毎日の生活の中で、鎮魂花火開催の記述に出会いました。
ここスコップ団の花火大会「天国にぶっ放せ」開催を知ることができました。
鎮魂花火打ち上げ開催に向けて_e0092118_1914534.jpg

仙台で3月10日 あの日まで幸せだった日を記念として、天国の人に気持ちを届けるお供えとしての花火打ち上げです。花火とは打ち上げた物をみるだけでなく神仏お供えの意味もあることを知りました。
当日は雨・雪は降っても天国に届くように打ち上げるそうです。
たくさんの費用がかかって無駄なのではという思いが、会見のメッセージを聞いて理解することができました。
すこしの協力で鎮魂の祈りになることは、遠くにいて何かできることはないか、との思いに添えることが出来そうです。
by tonkoid | 2012-01-31 11:22 | 3月11日大震災